星降る丘から健康便り:3月15日は靴の記念日

皮膚・排泄ケア 認定看護師 石濵 慶子さん

3月15日は靴の記念日だそうです。ご存じでしたでしょうか。1870年3月15日に東京で日本初の西洋靴工場が開設されたことが、記念日の由来のようです。草履や下駄を履く文化から、西洋靴を履く文化へ変化していきましたが、当時の輸入靴は日本人の足には合いにくいものでしたので、日本人の足に合う靴を作るために工場ができたそうです。

私自身のことですが、靴屋の店頭で靴を選び、試し履き後に購入しても、足に痛みを感じて履くのをやめてしまった靴が多々あります。しかし、お気に入りのデザインだからと痛みを我慢し履き続け、履く度に水ぶくれができたという経験も多々あります。読者の方の中でもそのようなご経験はあるのではないでしょうか。

自分の足に合わない靴を履いていると、外反母趾、巻き爪や爪の肥厚、足裏や足趾(くるぶしから下の部分)に胼胝や鶏眼が生じます。そのような足では歩行の度に痛むため、足をかばうような歩き方になり、下肢関節の変形や筋力低下、腰痛などに繋がります。特に、糖尿病や下肢の血流障害がある方の場合は、巻き爪や胼胝から皮膚が傷つくことで、化膿して治りにくい状況に陥りやすくなるので注意しましょう。

靴が自分に合っているかどうかのチェックポイントは、(1)つま先に10~20ミリの余裕があるか。足趾を縦横に動かせる余裕があるか。(2)母趾(足の親指)と小趾(小指)の付け根に圧迫感はないか。(3)くるぶしが当たっていないか。この3つのポイントは靴を踵に合わせて履き、立った状態でチェックしましょう。

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