こどもの心理を知ろう:筆跡判断②

前号では文字の特徴での性格判断でしたが、今回は「文字の癖」について説明します。
右肩上がりの文字:物事を素直に受け止める純粋なタイプです。向上心が高く、積極的に取り組みます。しかし新しいことには慎重で保守的な一面が現れます。経営者向きとも言えます。 右下がりの文字:観察力の秀でた評論家タイプで、ディベートや討論に向いています。また独創的な考え方を持ち、学者肌とも言えるでしょう。自分の意思をしっかり持つ反面、やや協調性に欠け「変わり者」扱いをされる場合もあります。
字と字の間隔が広い:心が広く、違う意見をも受け入れられる包容力のあるタイプです。福祉関連の仕事やカウンセラー向きと言えます。
字と字の間隔が狭い:自分の世界に入り込み守ろうとするタイプです。ややもすれば不登校や引きこもる危険性があるのでご注意ください。

以上2か月にわたり文字による性格判断の説明をしましたが、あくまでも傾向を表すものであり、絶対的なものではありません。一連の説明を読んで子どもさんを叱ったり、矯正させたりはしないでください。字も個性ですから。

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元暴走族から更生、教師を経てカウンセラーに転身。現在、カウンセリング、並びに各地での講演活動を実践。テレビ、ラジオなどにも出演。
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こころの教育Q&A こどもの心理を知ろう

関西カウンセラーズ研究会
心理分析室 深田昭一(上級教育カウンセラー)
元暴走族から更生、教師を経てカウンセラーに転身。現在、カウンセリング、並びに各地での講演活動を実践。テレビ、ラジオなどにも出演。

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