脳卒中について⑪ リハビリテーション(1)作業療法士 藤村 三穂係長

 今回から3回連続で脳卒中リハビリテーション(リハビリ)の具体的な内容についてお話します。
リハビリの専門職は3つあります。理学療法(PT)、言語療法(ST)と作業療法(OT)です。
OTとは食事やトイレ・更衣といった身の回りの動作や、家事動作のリハビリを行なう専門職です。退院時には、住宅改修のアドバイスなども行います。
近年、脳卒中では早期リハビリに効果があるとされ、早ければ発症当日からリハビリを開始します。しかし、発症早期から身体をどんどん動かす練習を行うわけではありません。まずは医師の指示のもと、安全な離床を図ります。
例えば、OTではベッド上での食事の仕方を評価・練習します。症状のチェックをしながら、麻痺している手足だけでなく、座った姿勢や麻痺していない手足にも着目し、動作の練習を行います。安定した姿勢に整えて、楽に手を使うことで食事動作も行いやすくなるようにリハビリをします。
また、医師より車いすの許可が出れば、座位や立位姿勢バランスの評価を行い、実際のトイレ動作練習なども行いま
す。
早期から安全な離床を進めることで、回復期に、より積極的なリハビリが行えるようにすることが目標です。

星ヶ丘厚生年金病院
枚方市星ヶ丘4-8-1 TEL072-840-2641

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