徐脈性不整脈では、著しい心拍数減少によって意識消失をきたすような、命にかかわるような場合は勿論のこと、息切れやむくみなどの心不全症状でも、それが徐脈に伴う症状であればペースメーカーを挿入することで治療を行います。  ペースメーカーは電気刺激を発信する電池部分と、その電気刺激を心臓まで届けるリード線から成り立ちます。通常ペースメーカー挿入は、鎖骨下の静脈を介して右心房や右心室にリード線を挿入し、そのリード線と接続した電池を前胸部の皮下に埋め込む手術となりますが、局所麻酔で1〜2時間で終わります。ペースメーカーの作動様式は、一般的には、自己の心拍を認める時はそれを優先し、一定の心拍数を下回る場合にのみペースメーカーが作動する、といった設定がされており、ペースメーカーが入っているからといって常に心拍数が一定とは限りません。また、以前はペースメーカーが入っていたらMRI検査はできませんでしたが、最近のペースメーカーはMRI検査対応となっています。  ペースメーカー挿入後は3〜6か月毎に作動状況をチェックするペースメーカー外来への通院が必要となります。ペースメーカーの電池寿命は7〜10年くらいで、電池がなくなる前に電池交換手術を行いますペースメーカー。
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循環器内科部長 鷹野 譲先生
日本循環器学会認定専門医・日本心臓病学会特別正会員(FJCC)・日本心血管インターベンション治療学会認定専門医
JCHO星ヶ丘医療センター
枚方市星ヶ丘4-8-1 TEL072-840-2641

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