糖質制限で老化の病気を防ぎましょう


 病気の原因を大別すると微生物、炎症、老化の3つ。今回は最後の老化です。その代表的な病気は認知症、糖尿病、動脈硬化などです。老化を抑えるには血糖値を上げないことです。糖質を制限しましょう。様々な病気が治っていきます。血圧など30~40ほど下がり、糖尿病も数か月で良くなっています。
 脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす動脈硬化は、血管に炎症が起きて進みますが、血管の炎症部分に沈着する酸化LDLは、中性脂肪が多いと増加します。糖分を制限すると中性脂肪が減り、動脈硬化が減ります。
 認知症では糖質制限すると、海馬の神経細胞の分化が促進されて血流が良くなり、記憶力が改善されます。また以前、海馬が縮んでいるとのご相談の方も、糖質制限で年齢相応の大きさまで回復したこともあります。ですが、制限すべきは砂糖の糖分です。米などの穀物、野菜、果物はしっかり取りましょう。腸内細菌の増加も老化を防ぐ働きをします。
 100歳以上の長寿者の腸内細菌には酪酸菌が50%以上を占めていたというデータがあります。しかし一般の人は10%ほどしかありません。食物繊維をしっかり取って酪酸菌を増やした方がよいですね。
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くずは統合医療クリニック理事長
日本メディカルハーブアカデミー主宰
日本がん難病サポート協会理事
一般社団法人 IPH 代替療法研究所
代表理事 佐藤 忍
サロン・ド・ノーブル




一般社団法人 インターナショナルプリベンティブ ヘルスケア(IPH)
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