女性のためのシリーズ:それってかくれ貧血かも

疲れやすい、眠れない、めまいや息切れ、爪が弱くなった、心が沈み、やる気が出ない。体質だと思っていた不調が、実は鉄分不足だったということが多くあります。検査で貧血の診断が出なくても、鉄欠乏症だということがあるのです。
鉄分が欠乏すると赤血球の中のヘモグロビンが減り、血中の酸素を十分に運べなくなります。酸欠で様々な不調が出てきます。鉄分と言えば肉やレバー、魚(動物性食品)は「ヘム鉄」といい、単独で吸収されます。ですが植物性食品の鉄分(非ヘム鉄)は吸収されにくい反面、還元物質や体内の酵素の働きを受けて吸収されます。
私が成功させているのは、「非ヘム鉄」による改善です。鉄欠乏症の原因は(1)必要な量の鉄分が食事で不足は(2)生理、妊娠、授乳で多くの鉄分が必要は(3)胃の切除や筋腫、膜症があることです。
ポイントは鉄分を含む食品とビタミンCを一緒に取ることです。小松菜、ホウレンソウ、厚揚げ、豆乳などにレモンやスダチなど柑橘類の果物を合わせると鉄分の吸収率が上がります。
先月、自然栽培の日本茶を分析すると鉄分が豊富に含まれる種類がありました。お茶にはビタミンCも豊富です。ハーブティーなら私が自身で実証した、ネトルとダンディライオンのブレンドがイチオシです。日頃から摂取できるようにしましょう。

くずは統合医療クリニック理事長
日本メディカルハーブアカデミー主宰
日本がん難病サポート協会理事
一般社団法人 IPH 代替療法研究所
代表理事 佐藤 忍
サロン・ド・ノーブル

一般社団法人 インターナショナルプリベンティブ ヘルスケア(IPH)
枚方市南楠葉1-1-27
TEL 072-807-3566

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です